家系図にはどんな人を載せればいいのでしょうか?ここでは分かりやすく親類を最終的に4つのグループに分けて説明します。
大きなくくりは「血族」と「姻族」
あなたと血縁関係がある人を「血族」と呼びます。あなたとの婚姻によって関係が生まれた血族を「姻族」と呼びます。家系とは2つの家同志の結び付きの連続です。自分の一族を血族、結婚相手の一族を姻族とイメージすると分かりやすいかも知れません。
「直系」と「傍系」
もう一つ大事な考え方があります。それが「直系」と「傍系」という関係性です。
起点となる人から、その父母、祖父母、その子ども、孫など、上下に展開される関係性を「直系」と呼ばれます。直系から横展開される人(兄弟やおじ、おば、いとこなど)は「傍系」と呼ばれます。
家系図作成で大切なことは、血族を中心にして、どの範囲まで傍系とい姻族を記載するかを考えることです。作成前にこのことをイメージしておかないと、当然ながらどこまででも広がりをみせてしまいます。一般的には3親等以内までを考えておけばいいでしょう。
親族を4つに分類
直系血族
家系図作成の基本となる親族です。
傍系血族
一族の関係性をより深く理解するために、傍系血族もある程度家系図に取り入れると良いでしょう。一般的には直系血族の兄弟を入れると、全体像がつかみやすくなります。
直系姻族
起点となる人の配偶者の身内関係をどこまで取り入れるかもしっかり考えましょう。一般的な家系図作成であれば、配偶者やその両親の記載で必要な情報は満たしていると思います。
傍系姻族
より壮大な家系図を作成する場合は、傍系姻族の記載も視野に入れましょう。配偶者の親戚関係をどのくらいまで記載したいのかで、情報量が変わってきます。
まとめ
一般的な家系図は「直系血族」と「傍系血族」のとりまとめだとイメージして頂ければいいでしょう。家系図作りに終わりはありません。下の世代も生まれてきますし、親戚の結婚などで横の広がりも増えてきます。いきなり大きな家系図作りをイメージするよりは、血族を中心に作り始め、余裕が出てきたら、姻族まで取り入れるようにするのがオススメです。