家系図作成は自作する?業者に依頼する?

家系図作りは自分で作成するか、業者に依頼するかに分れます。どちらもメリット・デメリットがありますので、要点をまとめておきます。迷っている人は参考にしてみてください。

自分で作成する場合

メリット

・低予算で済む
・自分で調べる楽しさがある

自分で作成する魅力は何と言ってもこの2点でしょう。家系図作りにあまりお金をかけたくないと考える人にはやはり自作が最適です。戸籍調査メインなら、全部集めても2万円ほどで取得できるはずです。またひとつひとつ過去の足跡を辿ることで、自分で歴史をひも解く楽しさもあります。

デメリット

・時間がかかる
・文字を解読できないケースがある
・家系図作りの流れをしっかり把握しないと挫折しやすい

自作する場合、時間がかかることは覚悟しておきましょう。戸籍を全部取り寄せるだけでも本籍が変わっている場合などは大変です。そして一番大変なのは、戸籍の情報を解読、まとめることです。古くなればなるほど、ほとんどの情報が旧字や手書き文字のため読み取るのにかなり苦労します。それも含めて「時間がかかる」ことをしっかり認識しておきましょう。

業者に依頼する場合

メリット

・短期間で完成する
・正しい情報をまとめてもらえる

業者に依頼した場合、はっきり言ってほとんどお任せ状態になります。1系統の家系図なら約30~50日くらいで作成してもらえます。自分ではほとんど作業しないので、完成を楽しみに待つだけです。また、古い戸籍の内容も正確にまとめてもらえるので、より信頼の高い家系図が完成することも魅力です。

デメリット

・費用がかかる

自分では特別することがない代わりに、費用がかかってきます。どの程度の家系図を作るのかによって変わってきますが、約10万前後をイメージしておくと良いかと思います。これを高いと取るかどうかはあなたの考え次第です。

私の経験から言えること

参考になるかわかりませんが、私の経験もお伝えしておきます。

初めは順調だったが…

私は自作、業者への依頼、ともに経験しています。初めは家系図作成に関する書籍などを購入して、自分なりに情報を集め自作にトライしました。私のご先祖様は代々同じ本籍地だったので、比較的簡単に戸籍を取得することができ、出だしは順調に進みました。

私が一番苦労したのは、戸籍情報の解読とまとめです。親族の名前の読み取りは戸籍の下に比較的大きく書いてあるので、そこまで苦労しませんでしたが、上部の詳細情報の解読は素人にはかなり難しいです。パーソナルな情報を一人一人読み解くのにかなりの時間がかかり、途中挫折しました。

「今」の大切さに気付く

特に急いで作っているわけではなかったので、戸籍のまとめに関しては時間をかけてやろうと思っていた時、私の曾祖母が101歳で亡くなりました。私の家は分家なのですが、曾祖母は本家から嫁に来ており、昔の本家事情を知る唯一の人でした。ボケていたわけでもなく、子ども時代の記憶もしっかり覚えていた曾祖母が亡くなったことで、本家の情報がほとんど無くなったのです。

その時私は「生きた情報の大切さ」と「時間の重要性」を痛感しました。

そこで考え方を改め、とある業者さんに依頼することにしました。時間をお金で買ったのです。私は1系統の家系図を依頼したので40日ほどで完成しました。素人がコツコツやっていた情報整理が、短期間で正しく完成したのです。

おそらく自分で戸籍の解読とまとめを続けていたら、かなりの時間と労力を使っていたことでしょう。それを考えると、業者さんに依頼する金額は自分の労力に換算すると、安いと思いました。

もし今から家系図を作るなら

私の経験をまとめると、

直系の家系図は、家系図作りにおいて全ての軸になるため、できるだけ早く完成させたほうがいいです。あとはその家系図をもとに、親族の話や関連のある土地を訪ねて、どういった人柄のご先祖様だったのか、家系譜に近い情報を調べることに時間を使えると、より血の通った家系図が完成すると思います。

今の私ならとりあえず1系統の家系図作成を業者さんに依頼します。完成した家系図をもとに親族が元気なうちに生の情報をたくさん集めることに時間を使うでしょう。話の中で、家系図に広がりをもたせたいと思ったら、あとは個人的に戸籍を取り寄せて、業者さんに作成して頂いた系図に付け加えていきます。

生きた情報と時間は有限です。この2つを活かすためには、とにかく早く、基礎となる家系図の形だけは完成させること。これが私が家系図作りを通して学んだ経験です。あなたのお役に立てれば幸いです。

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