戸籍でどうやってご先祖様を見つけるの?

あなたの戸籍を手に入れても、そこにご先祖様全員の名前が書かれているわけではありません。今の戸籍はあくまであなたの父母との関係、もしくは子どもとの関係性、続柄を証明するものです。

ではどうやって戸籍からご先祖様を見つけ出すのでしょうか?その方法とは「戸籍に関するあるルール」を使います。

戸籍からご先祖様を調べる方法

戸籍はあくまで個人の公的な書類ですので、取扱いは厳しく管理されています。他人が申請しても手にすることができませんが、身内となれば話は別です。実は戸籍に関しては、身内の戸籍であれば本人でなくても取得することが可能なのです。

厳密には、「本人の直系尊属、直系卑属あるいは配偶者の戸籍はあなたでも取得できる」というルールを使って、家族の戸籍をさかのぼっていくことでご先祖様の戸籍情報を取得するのです。

簡単に言うと、あなたのご先祖様は、あなたにとって何代前かのおじいちゃん、おばあちゃんになるわけです。つまり、あなたにとっては直属の身内になるわけです。そのことが証明できると、既に亡くなっている人のものでも、その何代前かの人物の戸籍をあなたが取得することが認められているのです。

戸籍は、出生から死亡までの情報が記載されている公式な情報です。何人ものご先祖様の戸籍を取り寄せ、その内容を読み解き、つなぎあわせることで家系図を作ることが出来ます。

戸籍でどのくらい前まで分かるの?

ご先祖様の戸籍を取り寄せ、読み解くことで家系図が出来上がってきます。しかし、戸籍でどこまででもさかのぼれる訳ではありません。戸籍で調べられるご先祖様の範囲には限りがあるのです。

さかのぼれて約200年

近代の戸籍制度は明治5年からスタートしています。しかしスタート時の明治5年の戸籍には、差別問題につながる記載があったことなどから、昭和44年以降取得することはおろか、見ることも禁止になってしまいました。つまり、誰も知ることは出来ない幻の戸籍になってしまったのです。

現在取得できる一番古いものは明治19年式戸籍になりますので、戸籍で分かる範囲は、明治19年までになります。明治19年とは西暦で言うと1886年です。つまり戸籍で調べられるご先祖様は今から約130年前までということになります。

厳密に言うと、最後の戸籍にはその人の父、もしくは祖父の名前まで書かれていることがあるので、さらに先の約200年くらいまで判明する可能性があります。

途中で途絶える可能性も

現在取得できる一番古い戸籍は、お伝えしたように明治19年式戸籍なのですが、必ずしもこの戸籍を取得できるわけではありません。

戸籍には保存義務がありますが、戦争や災害時に保管できず、歴史の中で失われてしまった可能性もあります。特に関東大震災や空襲による被害が大きかった関東圏では、他の地域に比べて保管率が低いと言われています。

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